





Manuel Civa
今回のヨーロッパ買付では、イタリア・クレモナの製作家、Manuele Civa(マヌエーレ・チーヴァ)氏の工房を訪問しました。
そこで受け取ったのは、東京バイオリンの開業に合わせて特別に製作を依頼していたヴァイオリンです。
モデルは、ジュゼッペ・グァルネリ・デル・ジェスの1731年製作モデル。
力強く、存在感のある音色を特徴とし、豊かな響きとパワフルな音の広がりが魅力の一本です。
Manuele Civa プロフィール
1987年、イタリア・クレモナ生まれ。2006年にクレモナ国際弦楽器製作学校を卒業し、その後、製作家Stefano Conia氏の工房で研鑽を積みました。2009年には自身の工房を開設し、現在もクレモナを拠点にヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの製作を手がけています。
伝統的なクレモナの製作様式を基盤としながら、優美なアーチや洗練された輪郭、木材の選定にもこだわり、外観の美しさと音響面の両立を追求しています。
2019年には、国際製作コンクール「Postacchini-Riccucci」において、プロフェッショナル部門で第2位を受賞しています。
Guarneri del Gesù 1731モデル
今回のモデルの源流となるのは、ストラディヴァリと並び称される歴史的製作家、ジュゼッペ・グァルネリ・デル・ジェスの作品です。
その楽器は、力強い響きと豊かな表現力を求める演奏家たちから、長く高い評価を受けてきました。
Civa氏は、こうした歴史的モデルを自身の製作に取り入れ、クレモナの伝統と個人の感性を融合させています。
今回受け取った一本も、パワフルな音色が大きな魅力。しっかりとした音の芯と存在感を求める奏者に、ぜひお試しいただきたい楽器です。
